協同組合呉食料品卸センターは、昭和50年、食料品卸の協同組合として設立。呉市光町に総面積39,702面の大型卸団地を形成している。

当組合団地は、開業から長年経過し参加組合員の減少や建物の老朽化に直面し、将来のあり方が大きな課題でした。こうした中、当社に相談を頂き再開発事業を抜本的に取り組むこととなりました。
事業としては、団地内の遊休資産化した土地建物を再整備し、空スペースに商業施設誘致を行う「団地再開発事業」を中核として、老朽化が著しい冷凍庫の抜本的な対策を行う「冷凍庫事業採算性検討作業」、IT関連システムを利用した業者間取引などの情報発信を担う「IT対応検討事業」の三事業の調査を実施しました。

本調査結果と各組合員の理解と協力のもとに団地内移転を柱とした「組合事業改善化計画」が実行されることとなり、これによつて団地内に散在していた遊休土地を集約化が実現可能となりました。

更に集約された遊休土地に地元有カスーパーを中心としたショッピングセンター招致が現実のものとなり、いわゆる「賑わいのある団地」への生まれ変わりへ向けて大きく前進できました。